2020年7月ニュース

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From 網走ニュース 28

連載「網走でコロナ感染者 混乱する市民」完

会見から1週間 市の行事は?

町内会などがイベント自粛

水谷洋一市長が記者会見を開いてから1週間以上が経過した。市は、幅広く参加者を募る行事を予定通りに開催する方針だ。その一方で町内会などは主催行事を中止にする傾向にある。なぜ、このようなギャップが生まれるのだろうか? (大・記者)

■盆踊りは中止 今月22日の新聞折り込みチラシに、市内潮見地区の盆踊り大会(8月1、2日開催予定)を中止にする案内文が掲載された(写真)。案内文には、潮見地区連合町内会長と同盆踊り大会実行委員会長とのが連名で「参加していただく皆様方の安全を確保することが困難と判断し、やむなく中止することとしました」などと記されていた。

その文章の隣の欄には、網走市社協の行事「お話し広場 えがお」への参加募集記事が掲載。この行事の対象者は、子どもから高齢者となっていた。

同社協に取材すると、行事の中止・延期を求める意見は、職場内でもあったという。開催することを決めたのは、市からの方針を重要視したからだ。

網走社協に限らず、市役所の各部署が主催する行事の大半は、予定通りに開催する方針だ。水谷市長の記者会見後に配布された報道各社への広報メモだけに限るが、「中止」の案内は見当たらなかった。

7月30日に市内エコーセンターで開催される「社会を明るくする運動網走市民大会」。水谷市長も出席する予定で、広報メモによると出席者は約100人となっていた(後日、規模の縮小を決定)。同大会も予定通りに開催する方針だ。

市内でコロナ感染者が初めて確認されたあと、水谷市長から各部署や網走社協などに示された方針は「従来の感染予防策をさらに徹底するように」だ。市の職員は、この方針に従っているだけである。

■不可解な行動 水谷市長は道や政府による緊急事態宣言の発令中の夜、市内焼き肉店で友人らと飲食を楽しんでいる。本紙の取材に対し、その事実を認めている。

飲食したのは4月30日で、市内の大半の飲食店は自主休業中だった。飲食メンバーには自身の後援会員も含まれていた。
”夜の飲食”についての取材は、複数の市民からの情報提供がきっかけだ。情報提供してくれた市民の一人は「水谷市長の見識を疑います」と嘆いていた。
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もし、新たに網走で感染者が確認され、クラスターでも発生したら―。観光業や飲食業、水産業などあらゆる分野の経済活動は停滞するであろう。経済活動を止めずに感染拡大を防ぐためには、「市の主催する7月中の行事はすべて中止にする」くらいの対策が必要だ。

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From 網走ニュース 27

連載「網走でコロナ感染者 混乱する市民」③

市の発表が混乱に拍車? 真実はどこに

地元紙「感染拡大の可能性低い」と報道、市は否定

網走市内で初めて新型コロナウイルス感染者が確認された以降、市役所は市のホームページなどで関連情報を発信し、市民に理解と協力を求めている。ただ、その情報の出し方が市民の誤解を生み、混乱に拍車をかけるケースもある。地元紙は22日の紙面で「感染拡大の可能性が極めて低いとみられている」と報道。この報道に対し、市は「取材を受けていない」とするが、水谷洋一市長の公式見解は示されていない(21日時点)。感染拡大の可能性は低いのか? (大・記者)

■「1人」が消え 水谷市長が記者会見を行った今月17日の夜、市はHP(ホームページ)上で「重要なお知らせ」として、市内で1人の感染者が確認されたことを伝えた。しかし、その翌日には「1人」との文言が消えた(写真)。

オホーツク総合振興局内では、7月18日にも感染者が確認された。市民の間では、市のHPから「1人」の文言は消えたことを踏まえ、「新たに網走市内で感染者が確認された」との噂が飛び交った。

なぜ、「1人」の文言を消したのか?

市の担当職員は「もし感染確認者がこれ以上増えた場合、その都度、人数を書き換えることが必要になる。そうした点も考慮し、『1人』を消しました。決して、感染者が新たなに増えたわけではありません」とし、市民への配慮の足りなさを率直に詫びた。

■市の見解? 地元紙は22日付け紙面で、市内初のコロナ感染者確認についての関連記事を掲載。記事では「本感染をベースとした感染拡大の可能性が極めて低いという」とした。

この報道内容について、市の担当者は否定した上で「この件について市は取材を受けておらず、市としては『感染拡大の可能性が低い』とか『高い』との見解を示せる情報は道庁からもらっていない」と、本紙の取材に答えた(7月22日13時過ぎ)。

今回のコロナ感染者の確認に関する公式は情報は、道庁にある新型コロナ感染症対策本部の発表が基本となっている。しかし、水谷市長は17日の記者会見でもそうだったように、道の発表にはない情報を時折、披露する。

本紙記者はこれまでに数回、道庁の同本部を電話取材している。電話に出る担当者の姿勢は一貫し、「報道発表資料以外のことはお答えできない」と繰り返す。22日の電話取材に対しては、「道庁から網市役所に提供する情報内容は、報道などに公表している情報内容のそれ以上でも、それ以下でもありません」とした。
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水谷市長は自分が知りうる情報の中から『市民に必要な情報』をきちんと整理した上で、報道機関に対応すべきだ。また、HPやチラシに記す言葉の一つひとつに、過剰なくらい神経を使ってチェックすべきだ。

今、網走市は混乱している。解消するカギは、水谷市長が自身の言葉で強いメッセージを送ることだ。動画でもツイッターでもいい。早急な対応を求めたい。

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From 網走ニュース 23

連載「網走でコロナ感染者 混乱する市民」②

公共施設の感染対策 エアータオルOK?

職員意識・市民感覚とズレ?

網走市内の水谷洋一市長は、網走市内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されことを明らかにした記者会見(7月17日)で、市役所など公共施設においての感染防止策を徹底するよう各部署に指示したと発言した。本紙の取材では、各部署への指示は「(従来の対策を)さらに徹底するように」とシンプルな内容だったこととがわかった。取材では、市役所本庁舎などのトイレに設置されるエアータオルは利用できる状態だったことも判明(7月20日時点)。水谷市長の感染防止に対する「覚悟」と「市民感覚」「職員意識」のズレを感じる。(大・記者)

↑ホタテPRの動画に出演した水谷市長

■「さらに徹底して」 記者会見で水谷市長は「公共施設に関しては感染予防対策について、より丁ねいに取り組むよう、関係部署に指示を出したところであり~」と発言した。

記者はこの会見後、水谷市長はどのような指示を出したのか気になり取材を開始。複数の職員は「上司からは『さらに徹底するように』と指示されました」と口を揃えた。指示の真意を職員に尋ねると、「これまで行ってきた感染防止策を継続しろ、という意味だと受け止めています」と教えてくれた。

新型コロナに関して取材を続ける記者は、この指示内容には大きな違和感を感じる。違和感の根拠は「感染者が初めて市内で確認された」という点。北見市など、これまでに感染者が確認された自治体は相当の独自対策を打っており、首長は動画サイトなどと通じて市民にメッセーを送るなどしている。

こうした事実を知る記者にとっては、水谷市長の「従来通り」という感覚に強い違和感を感じてしまう。

■エアータオル 市役所本庁舎や西庁舎をはじめ、多くの市民が利用するエコーセンターなどのトイレに設置されるエアータオル。本紙の確認では、市内で初めて感染者が確認されたあとも利用可能な状態にあった。

6月に策定した市のガイドラインでは飛沫感染を防ぐため、「個人タオルの使用を促す」としている。しかし、市内公共施設の一部では、エアータオルは使える状態だ。

ちなみに、市内コミセンや道立施設はエアータオルの利用を中止にしている。飛沫感染を防ぐためである。
市役所のトイレは市民や職員をはじめ、水谷市長も利用する。水谷市長は感染者が網走で初めて確認された以降も、役所トイレのエアータオルを利用しているのだろうか?
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↑牛乳PR動画に出演した水谷市長

水谷市長の記者会見後、市内では噂やデアが飛び交い、市民の不安・不満は膨れ上がっている。水谷市長に求められるのは、これ以上感染を拡大させないことと、市民の不安・不満にどれだけより添えるかである。

市民の不安・不満を解消するための特効薬は『市長のメッセージ』であろう。先日に自身が出演して牛乳PRやホタテをPRした動画共有サイトを利用してもいいし、自身のアカウントを持つツィッターやファイスブックで発信してもいい。早々の対応を求めたい。

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From 網走ニュース 22

連載「網走でコロナ感染者 混乱する市民」①

水谷市長の会見内容をチェック

「市職員」「公務員」の感染は強く否定

網走市内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認された。その事実を記者会見で明らかにした水谷洋一市長。本紙は会見内容を動画に収め、インターネットの動画共有サイトなどで公開し、市民からは様々な声が寄せられた。今回の連載では、会見での水谷市長の言葉を軸に、網走市役所の感染防止策などを検証するほか、取材を踏まえた上での「提言」を試みたい。本紙の記事が、市民の不満・不安解消の一助になれば幸いである。 (大・記者)

↑クリックすると動画を見られます

■矛盾に混乱 水谷市長は記者会見(7月17日)で、感染者について「本人の意思により年齢、性別非公表」と説明した。道庁の資料でも年代、性別、職業は「非公表」となっていた。

しかし、水谷市長は会見で、記者からの「(感染者は)網走市の職員か?」「公務員か?」との質問に、「違います」と強く否定した。

この「即答」する姿を動画で見た多く市民は、「水谷市長は感染者の職業を知っているのでは?」との疑念を抱いたようだ。本紙や本紙記者に問い合わせが相次いだが、取材では感染者の職業を裏付ける事実を得ることはできなかった。

唯一の事実は、会見で水谷市長が「市職員」・公務員ではない」と明確に否定したことだ。

■否定で加速? 会見後の17日夜以降、ネットを中心に網走の感染者を特定する噂、デマが目立ち始めた。会見での水谷市長の”強い否定”に合わせるかのように、噂は加速、拡大したように感じる。

会見に出席した記者にも反省点は多い。”強い否定”をする水谷市長に対し、本紙記者は道庁の発表資料との矛盾点を指摘すべきたっだと悔いている。会見中に水谷市長の真意を引き出せたら、市民の不満・不安を少しは解消できたかもしれないからだ。
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新型コロナの感染防止策について、水谷市長をはじめ市役所の意識はけっして高いとは言えなかった。

北見市など近隣自治体が公共施設を閉鎖している最中も、網走は”フルオープン”に近い状況だった。公共施設の感染防止ガイドラインは6月に策定されたばかりだ。

道や政府による緊急事態宣言中、市民は不要な外出を控える一方、網走市役所は部署単位での宴会を開催するなどしてきた。水谷市長自身も不可解な行動を取ってきた(本人に取材済み)。

今、網走市は危機的状況にある。水谷市長の強いメッセージ、行動が求められる。市民に範を示すべきであろう。

次回は、水谷市長が会見で明らかにした、市内の各公共施設に指示をしたという感染防止策などついて紹介する。

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From 網走ニュース 21

地域住民の要望に応え

芙蓉建設、避難階段の雑草刈り

支障枝の伐採も

網走市の住宅街を通る歩道の上を覆うように伸びた枝の撤去や全長100㍍を超す避難階段脇の雑草刈りに、美幌町の芙蓉建設㈱がボランティアで取り組んだ。現場近くは、がけ崩れ防止工事がほどこされるほどの急斜面が広がり、歩道への枯れ枝落下をはじめ、避難階段の管理は地域の課題として浮上していた。

枝の撤去作業は、北12条西2丁目の市道「北山通り」沿いで行われた。そばを通る歩道の上には沿線の木々が枝を伸ばし、その枝には折れた樹木が乗っていた。強風などで枝が揺れると、樹木が歩道に落下する危険性をはらんでいた。

同社は2年前から、現場近くの治山(ちさん)=がけ崩れ防止=工事を担っている。先日、付近住民と親しくなった同社担当者に「枝の撤去」と「避難階段脇の雑草刈り」の要望が寄せられ、現在の工事がひと段落するタイミングを見計らいながらボランティアの準備を進めてきた。

枝の撤去は、高枝刈り専用のチェーンソーなどを使い、30分ほどで終了。この歩道は近くの保育園児が集団で散歩するコースにもなっており、枝の落下による事故が懸念されていた。

一方、避難階段は枝の撤去現場近くに出入口があり、崖の上まで約100㍍にわたり設置されている。津波の際の避難用で、出入り口付近の草刈りは住民が担っている。しかし、階段脇の雑草刈り作業を住民パワーだけでこなすのは難しい状況だった。

こうした地域の事情も踏まえ、同社は階段脇に生い茂るフキなどを刈る作業も続けている。同社の担当者は「仕事でお世話になっている地域へ恩返し。社長からも地域貢献の機会があれば積極的に取り組むよう指示されており、今後も何らかの形で住民生活を応援していきたいです」と話していた。

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From 網走ニュース 15

子どもの未来の選択肢広げたい

夢のバレエスタジオ完成

ロシア舞踏アカデミーで学ぶ

ロシア ボリショイバレエアカデミー(モスクワ国立舞踊アカデミー)で学んだあと、夢だったバレエスタジオを網走市内に完成させた、佐々木さん。世界最高峰のロシアで培った技術を故郷・網走の子ども達に伝えることで、「未来の選択肢を広げてあげたい」と張り切る。

↓後列左から4人目が佐々木さん

網走で生まれ育った。地元の南ケ丘高校を卒業後、バレエを極めるためロシアへ飛んだ。

「北見市のバレエスタジオでお世話になったロシア人講師レレーナ・レレンコワさんにロシアで学ぶことを勧められました。迷わず決めました」

ボリショイアカデミーには、世界各地の“エリート”が集まる。異国の地でのレッスンは厳しかったが、3年間のプログラムをまっとうした。

「ロシアの女性は強い人ばかりで、自分の意見をしっかり持っている。海外での生活を通じて『自分の人生は自分で決める』ということを学び、自ら行動する大切さを経験しました」

アカデミーでは人生の将来についてもアドバイスを受けた。

「以前のけがを踏まえ、指導者としての選択もある、と助言されました。網走でスタジオを作ることを決意しました」。

帰国後、市内の医療機関に就職。スタジオの建設資金をためることが目的だったが…「3歳からバレエ一筋。言い換えれば『社会のことはあまり知らない』ということ。働くことで社会についても勉強中です」と笑う。

今年7月、夢だった自分のスタジオが完成した。建物の1階部分すべてがバレエスタジオだ。設計は細部までこだわった。スタジオの名前は「ЯR Ballet Studio」(ヤーアール バレエスタジオ)。「網走を含めオホーツクから世界に通用するバレリーナを輩出したい。また、バレエを通じて社会に出て恥ずかしくない子を育てたいですね」

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From 網走ニュース 14

コロナ対策のプレミアム商品券

引き換え券を全世帯に

新型コロナウイルス対策の一環として、網走市はプレミアム付き商品券を発行する。1万3千円分の商品券を1万円で販売し、購入するた際に必要な引換券を市内の全世帯に郵送する。市によると、商品券の取り扱い店は400店を超えており、商品券による消費喚起を通じて、疲弊する網走経済を回復するための糸口にしたい考えだ。

プレミアム付き商品券「あばしり地域応援商品券」は、1セットが千円券13枚つづりとなっている。1世帯につき2セットまで購入でき、今月21日から販売する。使用期限は今年11月末まで。
購入する際は、引き換え券が必要になる。市は今月13日以降、引き換え券となるはがきをすべての世帯に郵送する。

市は先月にも、新型コロナ対策としてプレミアム付き飲食券を販売。この際は1人10セットを上限とし、引換券などは用意していなかった。

今回の商品券を購入する際の注意点は「1世帯2セットまで」と「購入する際は引換券が必要」ということだ。購入を考えている市民はまず、家にはがきが届いたかどうかを確認することが重要だ。

商品券の利用可能店として、市内の飲食店をはじめホームセンターや衣料店、本、文具店など幅広い業種が登録している。市によると、今月9日時点で「約400店が登録しています。今後も増える可能性があります」としている。

市は特設販売窓口を今月21~23日に市役所、エコセンター、総合体育館に設ける(10~16時)。また、27日に北浜と卯原内地区、28日に呼人、藻琴地区に開設する(いずれも10~15時)。

市商工労働課は「商品券は全世帯分を用意している。購入する際は、新型コロナの感染を予防するためマスクの着用、密を避けるなど協力してほしい」と呼びかけている。

問い合わせは同課(0152・44・6111)へ。

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From 網走ニュース 13

「氏名、住所書かないとダメ?」

新庁舎建設構想案 パブコメ募集中

網走市は、市役所の新庁舎建設基本構想案について市民からの意見(パブコメ)を募っている。寄せられた声は同構想の策定に反映する。意見を提出する条件は網走市内に住む人、同市内に事務所を持つ人や法人、団体。意見書には住所、氏名、電話番号の記入が必須だが、一部の市民からは「なぜ必要なの?」などとの声が本紙に寄せれた。調べてみた。(大・記者)

(↓構想案を記した資料

同構想案は、水谷洋一市長の諮問機関である検討委員会(市民25人)を中心とした議論を経てまとまった。建設地は現庁舎(南6東1)に近い旧金市舘ビル跡地周辺とし、市有地のみを活用するA案、市有地に隣接する民有地も購入するB案などが示されている。

パブコメは、今月31日まで受け付ける。専用の意見書は同構想案の内容をまとめた資料とともに市内エコーセンター2000や各コミセン・住民センターなどに用意している(市のHPからダウンロードも可能)。今月31日まで受け付けている。

市は幅広い市民から意見を募るため、新聞にチラシを折り込むなどして、理解と協力を呼びかけている。
チラシを読ん市民から本紙に初めて問い合わせがあったのは今月8日で、午前中だけで3人の読者から素朴な質問が寄せられた。

3人共通の質問は「なぜ氏名、住所などを書かなくていけないの?」だった。調べてみた。

市の担当者によると、氏名や住所を書いてもらうことで網走市民であるということをある程度確認でき、寄せてくれた意見の信頼度がさらに上がる―ということだ。たしかに、市外からの意見が大量に寄せられると、網走市民のための新庁舎建設の議論が混乱してしまう可能性もある。

氏名などを伏せたい市民感情はよくわかる。市は「氏名・住所などを公表することはない」とするが、水谷市長の考えに賛成の立場なら記入しやすい。しかし、反論する場合、氏名や住所を明かして議論を挑むのは勇気がいることだ。

特に網走市の場合、市役所の仕事を請け負う事業所や市民は少なくない。こうしたまちの”特性”を踏まえると、パブコメと言えども、氏名を明かして反対意見を述べるは簡単ではなさそうだ。

本紙の提案だが、今回のパブコメを機に、新庁舎建設について意見を述べたい方は「市長への手紙」という制度を活用してはどうか。匿名でも受け付け、「水谷市長は必ず目を通す」(市職員)のでお勧めします。

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From 網走ニュース 10 日

水谷市長 市民に説明

新庁舎建設 民有地取得について

網走市の水谷洋一市長は、市内駒場地区での住民懇談会の席上で、新庁舎建設予定の市有地に隣接する民有地を取得する考えがあるとを示した。出席した市民からは、昨年の懇談会での説明と異なることを指摘されたが、その点については明確には答えなかった。多額を費やす新庁舎建設に伴い、まちの財政状況を懸念する意見に対しては、「(来年3月までに実施設計に着手できれば)国から公共事業の庁舎(建設)にかかる財源が出てくる」などと理解を求めた。(大・記者)

↑駒場地区での懇談会で説明する水谷市長

駒場地区での住民懇談会で、水谷市長は新庁舎建設について、自身の諮問機関である新庁舎建設構想検討委員会が答申で示した「建設地は旧金市舘ビル跡地周辺」「建設地となる市有地に隣接する民有地の取得」を進める考えを示した。民有地の取得について市民に説明したのは、この懇談会が初めてだった。

出席した市民から寄せれた主な質問は①昨年までは市有地だけで建てるとしていた②新庁舎完成時、完成後の人口は何人になるのか③報道では新庁舎建設に伴う市の負担額が38億円となっている。人口が減り続ける中でとてつもない借金を背負うことになる④民有地を取得すると相当な費用がかかるのでは―。

①②について、水谷市長から明確な答えはなかった。
③については、市の借金額がピーク時(2002年度末)より201億円減少し333億円(19年度末)になったこと、自治体の財源不足を国が補ってくれる臨時財政対策債について時間をかけて説明した。(※新庁舎建設は同対策債と関係ない)
水谷市長の答弁を要約すると「まちの借金額は減っており、新庁舎の建設に40~50億円を費やすことは可能」だ。

水谷市長は答弁の最後に「国から公共事業の庁舎にかかる『財源が出てくる』ので、そうしたことを狙いながら、財政の健全化をめざしながら(新庁舎を)建てていきたい」とした。
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この懇談会で水谷市長は重要な点を説明していない。「民有地の取得費、取得した際の地権者への補償法」「新庁舎建設に伴うまちの負担額は38億円(構想案より)で、国からの交付措置は3割のみ」という点だ。時間をかけて臨時財政対策債について説明しが、新庁舎建設とは関係はなく、聞いた市民は勘違いしないか不安だ。

住民懇談会は今月30日まで、市内各コミセンなどを会場に延べ10回開催。時間はいずれも午後6時半~8時で、会場などの問い合わせは市広報広聴係(0152・44・6111)へ。

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From 網走ニュース 10 日

ホッカイエビ漁を再開

西網走漁協 10㌧に制限

資源量の減少から昨季は自主休漁となっていた、網走市の能取湖でのホッカイエビ漁について、西網走漁協は、今季の漁は行うことを決めた。同漁協は今季の漁獲量を10㌧に制限した上で、「日々の漁獲量の推移を見ながらホッカイエビの資源量を維持していきたい」としている。

近年、能取湖のホッカイエビは減少傾向にあり、昨年は資源量を確保するため自主休漁措置が取られた。同漁協などは先月に同湖の調査を行った結果、今季はホッカイエビ漁を行うことを決めた。

今季の能取湖のホッカイエビ漁は7月16日から始まる。同漁協は今季制限の10㌧を見据えながら、日々の漁獲量の推移を見守りながら漁期などについて検討していくという。

ホッカイエビは網走を代表する特産魚種の一つ。しかし近年は、能取湖のほかサロマ湖でも資源量は減少傾向にある。

 過去に能取湖での自主休漁したのは2003年、15年、17年、19年の4回。過去20年の漁獲量を見ると、最も多かったのは2000(平成12)年の70㌧。その後は減少を続け、14・17年は15㌧、16年10㌧、18年は9㌧となっている。

特産魚種の漁獲量の減少は、地域経済にも大きな影響を与える。こうした状況に危機感を抱いた市は2年前から、東京農大網走と連携した調査・研究を進めている。

↑東京農大が研究飼育するホッカイエビ

同漁協は「6月の資源量調査の結果では以前ほど回復してはいなかったものの、昨年と比べると兆しは明るく、今季の漁を行うことを決めました」などと話していた。

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From 網走ニュース 8

ほぼすべて「アベノマスク」

網走市の回収ボックス

新型コロナウイルスなどの感染予防に役立てるため、網走市が市民に不要なマスクの提供を求めたところ、1カ月で100枚以上の善意が寄せられた。ほぼすべてが国から支給された布マスクだった。市は今後も拠点回収を続ける考えで、集まったマスクは備蓄しておく。

不要なマスク回収は、6月1日から続けている。水谷洋一市長の発案で、市役所本庁舎や各コミセン・住民センターなどに専用箱を設置し、協力を求めている。

市によると、今月2日時点で市民から寄せられたマスクは126枚。回収場所別で見ると、本庁舎が99枚で最も多く、次いで呼人コミセン13枚、市保健センター10枚などとなっている。
寄せられた126枚のうち、125枚が”アベノマスク”と揶揄された国支給の布マスクだった。

コロナ危機の中で開催された今年4月の網走市議会臨時議会では、医療関係者ら用のマスク20万枚を購入するすための予算案を可決。市は20万枚を確保したのち、1カ月3万枚ペースで対象者に配布しているという。

市民から回収している不要マスクは「すぐに配布、または利用することはしない」(担当者)。備蓄品として保管し、万が一の際に備える。 不要マスクの回収については、市市民活動推進係(0152・44・6111)へ。

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From 網走ニュース 7

マスクで感染予防と地域PR

オホ振興局の「新北海道スタイル」

新型コロナウイルス禍の中で道が提唱する「新北海道スタイル」の周知も兼ねて、オホーツク総合振興局は、地域キャラクター「つくつくオホーツくん」をプリントした布製マスクを津別町の工場に特別注文した。希望する同振興局職員が着用し、地域PRを兼ねた感染予防に努める。

「新北海道スタイル」は、新型コロナとの戦いが長期化する中で感染リスクを軽減しつつ、事業継続やビジネスチャンスの拡大につなげる試み。同振興局はその一環として、”つくつくオホーツくん布マスク”の作製を企画した。

布マスクの生産は、津別町にある小林ニットウェア株式会社津別工場に依頼。近日中に完成し、同振興局に届くという。

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From 網走ニュース 4

水谷市長は説明する?

新庁舎建設、民有地の購入

住民懇談会で理解求め

網走市役所の幹部職員らと市民が今後のまちづくりについて意見を交わす住民懇談会が6日、市内駒場地区を皮切りにスタートする。今年のテーマの一つに市役所の新庁舎建設が設けられており、新たに取得する予定の民有地などについて、水谷洋一市長が自身の言葉でどのように説明するのか注目される。 (大・記者)

(↑水谷市長が実現をめざす新庁舎建設基本構想案=関連資料より=)

「まちづくりふれあい懇談会」は、同市町内会連合会と市の主催で毎年開催。今年は7月6日から同30日までの延べ10回(いずれも18時半~20時)で、市内各地のコミセンなどが会場となる。市民なら誰でも自由に参加できる。

今年のテーマの一つ「新庁舎建設基本構想」については、先月にまとまった構想案の概要が市から説明される。構想案は水谷市長の諮問機関である検討委員会(市民25人)がまとめ、建設地を旧金市舘跡地周辺などとした。

同検討委は水谷市長に対して、建設予定地の市有地に隣接する民有地の一部を「積極的に取得するよう努めていただきたい」(答申書より)などと求めている。

水谷市長はこの答申を踏まえ、構想案の実現に向けて、民有地を取得する方針を固めた。懇談会では、こうした一連の経緯などが説明されそうだ。

昨年の懇談会でも、新庁舎建設はテーマの一つだった。しかし、今回の民有地の取得についての説明はなく、民有地を取得する構想を新聞報道などで知った市民の一部からは「昨年の説明と異なる部分がある」との声が出ている。

こうした状況の中、今年の懇談会で水谷市長が自身の言葉でどのように説明をし、理解を得るのか注目される。過去の懇談会で新庁舎建設に関する水谷市長の発言は極めて少なく、説明は主に担当職員に任せていた。

民有地の取得には多額な費用が必要になる。新型コロナ危機に伴い、まちの経済状況は疲弊する一方の状況下において、”新たな出費”をすることを決めた水谷市長には、自身の言葉による丁寧な説明が求められている。

懇談会の開催日時、会場などについての問い合わせは市広報広聴係(0152・44・6111)へ。

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From 網走ニュース 4

ハンドル操作誤り横転

朝の住宅街で単独事故

7月4日朝、市内駒場地区の市道で普通乗用車が横転する事故があった。目撃した市民は「車道には横転した車が一台だけありました。運転者と見られる人が車の近くでしゃがみこんでいました」と話していた。(※写真はいずれも読者提供)

網走署に確認したところ、横転した車を運転していたのは70代の高齢ドライバー。ハンドル操作を誤り、路肩に車の一部を接触させて横転した、単独事故とみられる。ドライバーに大きなけがはなかった。

市内では先日、自転車に乗った女児が車にはねなれ頭蓋骨を折る事故が起きている。ドライバーには細心の注意を払った運転が求められる。

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From 網走ニュース 2

専門店ならではの感染予防策

タカハシグループ「カラオケ歌屋」

”昼カラ”も安心提供

”昼カラ”による新型コロナウイルスの集団感染事例が話題になる中、カラオケボックスの道内最大手、タカハシグループは、運営する「カラオケ歌屋」をはじめ関連店舗での感染防止策に力を入れている。タカハシグループ独自のガイドラインなどに基づき、使用マイクのアルコール消毒などを徹底し、来店者に安心・安全を提供している。

新型コロナの影響を受け、タカハシグループの道内すべてのカラオケボックスは休業していたが、6月19日から一部店舗を除き道内全店で再開。来店者は徐々に戻りつつあるが、前年同期には程遠い(タカハシグループのエリアマネジャー)という状況だ。

新型コロナの感染を警戒する来店者の心理を考慮し、タカハシグループは予防ガイドラインを作成。このガイドラインを基本に、道内各店では”カラオケボックス専門店”ならではの取り組みを進める。

グループ全店の従業員は全員、マスク・ビニール手袋を着用。来店者にもマスクの着用を求め、持参しなかった場合に備え店内販売もしている。

飛沫感染を防ぐため、店内各ルームの定員を通常の半分ほどに設定。座る位置の距離を保つための措置で、ルームには理解を求めるチラシを掲示している。

各ルームの除菌も徹底。マイクにおいては、外側をアルコール除菌するほか、カバーを取り外して内部も拭き取っている。また、希望者には使い捨てタイプの簡易マイクカバーを提供するほか、ミニボトルに入ったアルコール消毒液を無料で配布している。

受け付けカウンターには、透明ビニールの飛沫感染防止シートを設置。事務所には非接触型の体温計も用意し、従業員をはじめ来店者の健康状態にも神経をとがらせている。

来店者の大半は会員カードを所持しており、万が一、感染者が確認されたとしてもある程度の感染経路をたどることは可能だ。

こうした取り組みは、「歌屋」「監獄カラオケ」「スリラーカラオケ」を含む、道内すべての店舗で徹底されている。

「歌屋」網走店などを担当する佐藤勇一エリアマネジャーは「お客様の不安を取り除きたい。店舗では感染防止策を徹底しており『安心・安全』だということを心から伝えたいです」と話していた。


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女児はねられ重傷

網走の交差点 直進の車と衝突

7月1日午後4時50分ころ、網走市北9条西4丁目の市道の交差点で、市内女性(40代)運転の普通乗用車が右から自転車で直進してきた市内の女子児童と衝突した。女子児童は頭蓋骨を骨折する重傷を負ったが、命に別状はないという。

網走署によると、事故が起きた交差点に信号機はなく、自転車の女子児童側が一時停止となっている。現在、事故の原因について詳しく調べている。

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