2020年6月ニュース

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From 網走ニュース 29

水谷市長がSNSを再開

ツイッター、FBで愛読書など紹介

網走市の水谷洋一市長が、個人でアカウントを持つツイッターとフェイスブック(FB)を再開し、一部市民の間で話題になっている。更新した内容は、ツイッターだと「オホーツク網走マラソン」や新型コロナ危機の支援策などPRが中心だ。FBでは自身の愛読書も紹介しており、市民の1人は「市長を身近に感じることができます」と喜ぶ。一方で、突然の再開に驚く声もある。水谷市長は市議時代からネットを駆使したPR活動に力を入れていたが、市長に就任した途端に”休止”状態となった。支援者の1人は「『炎上』を怖れてSNSによる情報発信は控えていたはずなのに」と驚いていた。(大・記者)

■コロナ危機がきっかけ? 「水谷市長が久しぶりにツイッターを更新したようです」―。

先日、市民から一通のメールが届いた。記者は、水谷市長が個人アカウントのSNSを通じ、どのような言葉で、何を語っているのか知りたく、さっそくツイッターを見てみた。ツイッターによると、水谷市長は2009年5月にアカウントを取得。しかし、その後はしばらく更新していなかったようだ。

久しぶりに再開したページの内容は、市の観光誘客キャンペーンのPRだった(6月13日アップ)。このほか、Web版網走マラソン大会のエントリーを呼びかけるなど6月30日午後7時までの時点で3回にわたり“つぶやいている”。

FBは、2011年3月14日に1回目の更新をしたよう。その内容は、同年3月11日に発生した東北・関東大震災の被災者への義援金の募集などについてだった。その後は「友達」のページをシェアするケースが目立ち、自身の言葉での発信は皆無だった。

ところが、コロナ危機に伴ってFB上で広まった「ブックチャレンジ」(自身の愛読書をFBで紹介し、その輪を広げる試み)の一環として、今年5月25日に久しぶりに再開したのだ。

■FBで愛読書を紹介   「ブックチャレジ」で水谷市長は自身の愛読書を数冊紹介。水谷市長は日ごろ、どんな本を読んでいるのか興味深いところだ。FBで取り上げた本を、いくつか紹介してみる。

マックス・ウェーバー著 「職業としての政治」。

ウェーバーの残した有名な言葉はあまりにも多く、同著は政治を志す人は必ずと言っていいほど熟読する本だ。例えば、政治家の条件の一つとしてウェーバーは「生の現実に耐え、これに内面的に打ち勝つ能力」としている。今年はウェーバーの没後100年。この節目に合わせる形で、北海道新聞は大型企画を連載中だ(大変、読み応えのある企画です。お勧めです)。

続いての水谷市長の愛読書は、マイケル・サンデル著「これからの『正義』の話をしよう」。世界的なベストセラーで、人種や文化によって異なることもある「正義」を軸に、人間に不可欠な倫理や哲学について考えさせてくれる名著だ。

首長にとって、自身の中に「正義」の概念をしっかりと抱くのは当然だ。なぜなら、自分なりに「正義」についての概念を具体的に、かつ論理的に体に染み込ませておかないと、新型コロナ危機のような不測な事態が生じた際に市民の命と財産は守れないためだ。こうした点から考えると、水谷市長はリーダーにとって必要なことを示唆してくれる名著を深く読んでいるようだ。

■再開したワケ 「ブックチャレンジ」ブームの終わりに合わせ、水谷市長のFBは観光PRだけとなった。ツイッターと同様、コロナ危機で不安な日々を送る網走の観光関係者へを気遣っているのであろう。

水谷市長がSNSを再開した理由について取材した。

後援会関係者、または古くからの友人によると、FBのブックチャレンジがきっかけになったようだ。水谷市長のブックチャレンジを閲覧した支援者が「今後もSNSで市長の声を市民に届けるべきだ」と要望したという。

その後、水谷市長は自身がアカウントを持つツイッター、FBででのメッセージ発信を再開したらしい。

水谷市長のSNSに気づいた30代男性は「まさか市長がアカウントを持っているとは。水谷市長とは直接話したことがないので素晴らしいと思う。僕は主にツイッターでチェックしています」

市職員の男性(40代)は「フェイスブックでチェックするようにしています。市長はこんな本を読んでいるんだなぁと感心し、急に身近な存在になりました。市役所で水谷市長を見かけることはほとんどないので」と、取材に応じてくれた。

■かつては炎上を怖れ 水谷市長のSNSによる情報発信については、取材した範囲では大半の市民が大歓迎している。一方で、驚く声もある。

「市議を経て、市長に初当選した際(2010年11月7日)、水谷市長は支援者の一部に対して『ブログをはじめFB、ツイッターによる発信は控える。発信したメッセージが“炎上”したら困るので』と言っていたことを覚えています」

こう話すのは、水谷市長を長年にわたり支援している市民だ。この支援者は、水谷市長がSNSを再開したという情報に「正直、驚きました。何らかの心境の変化なのでしょう」と神妙な面持ちだった。

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From 網走ニュース 25

「昼カラ」の感染予防策

コミセン    カラオケサークルに理解求め

自作の防止シートなどで対応

昼間にカラオケを提供する飲食店の利用客らが新型コロナウイルスに感染した事例を踏まえ、網走市内の各コミセン(住民センター、会館含む)は感染防止策に知恵を絞っている。コミセンはカラオケサークルの活動場所ともなっているためだ。カラオケのほかマージャンの利用にも詳細なルールを設けるケースもあり、市民レベルでの感染防止に力を入れている。

「昼カラ」関連の感染者は東京都などで確認されている。札幌市においては、クラスター(感染者集団)に認定されるケースがあり、カラオケボックス店以外での「昼カラ」の感染事例が話題になっている。

網走市内のコミセンは、地域住民からなるカラオケサークルの活動場所ともなっている。

サークルはコミセン内の一室を借り、音響機器を通じてカラオケを楽しむ。コミセンによっては”カラオケセット(マイクや関連機器)”を備え、対応している。

西コミセンは、2つのカラオケサークルが定期利用する。いずれもメンバーの大半は高齢者で、カラオケセットが設置されている和室で歌を楽しむ。

「昼カラ」が話題になった以降、西コミセンは歌う人からの飛沫感染を防ぐため、透明なビニールシートによる自作の防止シートを作成(写真)。また、マイクを持って歌うことを禁止し、スタンドマイクを使うようルール化した。

「サークル代表者には、歌う人と聞く人との距離をしっかり保ち、定期的な喚起などルールを守るよう求めています」(西コミセン)

潮見コミセンはカラオケ教室用に部屋を提供。カラオケセットは利用団体が持ち込むらしいが、「感染予防策を記した周知文書を部屋に掲示するなど理解を求めています」(同コミセン)。また、先日には非接触型の体温計を購入し、感染予防体制を強化している。

コミセンはマージャンサークルも利用する。市内にある地域会館は先日、会館を利用する際の注意事項を明確化。来館予定の数日前に札幌市を訪れた人には利用を控えるよう促している。
会館関係者は「サークルメンバーは全員が高齢者。もし感染したら重篤化するかもしれない。感染予防は徹底したい」と話していた。

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From 網走ニュース 24

飛べないヒヨドリ  自宅で介抱

完治後、目の前に舞い降り「お礼のあいさつ」?

網走市の女性市民は先日、飛べなくなったヒヨドリを保護し、動物病院での診察を経て、自宅で介抱を続けました。ヒヨドリは順調に回復、そして飛び立っていきました。その数日後、女性の前に一羽のヒヨドリが舞い降り、数回ジャンプしたということです。女性は「あいさつに来てくれたのかな」と喜んでいました。ヒヨドリを保護してから、”舞い戻る“までの物語を、女性に語ってもらいました。(大・記者)

■出会い 「あれは4月13日の朝、夫を職場に送り届けたあと、網走市役所近くの交差点(床屋さんがある辺り)で、車が近寄っても飛ばずに歩いて逃げているヒヨドリを見つけました。以前、飛べない鳩を自宅で保護した時のことを思い出しながら、車を降りて近寄ってみると、やっぱり飛ばないのです。歩いて逃げるので、これは絶対飛べないんだな…と。車にあった毛布でくるむと抵抗することはなく、あっさり捕まえられました」

■診察、自宅で介抱 「私が見た感じでは外傷は無いようなのですが、あまり動きがなく、元気がない。心配なのでオークさん(市内の動物病院)に連れていきました。先生に診てもらうと、やはり外傷はない。『恐らく、建物や車にぶつかって翼を痛めたのでしょうね。幸い翼は折れていないので、休ませて様子見て下さい』…と言われました」

「自宅に連れて戻り、二階の空いている部屋で介抱。基本的には、窓を開けたままの状態で、部屋の中で放し飼いをしていました。2週間ほど経ったある日、ヒヨドリは窓から飛び立っていきました」

■目が合う 「その後、10日ほど経った頃。私が仕事から自宅に戻り、マイカーを駐車場に停め、玄関に向かって歩いていると、そばの街路樹に鳥が留まっているのが見えました。なんとなくその鳥を見るとヒヨドリで、ヒヨドリもわたしを見ていました。目が合うと、ヒヨドリが真っ直ぐわたしの目の前に降りてきて、何度か小さくジャンプした後、また飛び立って行きました!」

「保護したヒヨドリかどうかは分からないのですが、ヒヨドリが人間の前に降りてくることはあまりないので、きっと、あのヒヨドリが挨拶に来てくれたんだなっと思ってます!」

(※画像はすべて、女性からの提供です)

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From 網走ニュース 23

どうやって植えるの?

市民花園「はな・てんと」

網走市民がボランティアで管理する、市内天都山にある花園「フラワーガーデン『はな・てんと』」(約3・5㌶)。今年は30団体が管理に協力し、苗植えや草取りに励んでいます。満開時は市民をはじめ観光客らの目を楽しませてくれますが、読者の一部からは「苗はどうなって植えているの?」との素朴な疑問が寄せられました。調べてみました。(大・記者)

取材に協力してくれたのは、市内事業所と市民団体で構成される管理グループ。先日、苗植え作業の様子を取材してきました。

苗植えの“必要グッズ”は次の通りです。

  • ロープ
  • 園芸用スコップ

ロープには等間隔で目印がついています。このロープの先端を担当する区画の周囲に設置されている杭にくくりつけ、両端をピーンと張ります。

そして、ロープの目印に従ってスコップで穴を掘り、苗を植えていきます。基本作業は以上です。

大規模な花園に複数の団体がそれぞれ苗を植えて景観を整える「はな・てんと」。この花園は観光地として成長したポイントは「設計通りに苗を植えている」ことでしょう。

設計通りに苗を植えてもらうため、杭と目印ロープが必要になるのです。

杭は苗を植える数日前に設置します。担当者は設計図を基に計測し、杭を設置する場所を決めていきます。杭の設置場所を間違えてしまったら、花の位置がバラバラになり、景観を整えることができなくなります。杭の設置はとても重要な作業となります。

目印ロープも重要アイテムです。

ロープにはカラーのビニールテープで目印がついています。この目印の間隔も間違えてしまうと、全体的に景観バランスに支障をきたしてしまうのです。

取材に協力してくれた団体にはベテランメンバーがおり、作業は流れるように進んでいました。作業は1時間ほどで終了し、整然の並ぶ苗の景観は圧巻でした。

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From 網走ニュース 22

コロナ影響ですべて中止

4条通り「歩行者天国」イベント

夏まつり、神社祭の露店、七福神まつり

新型コロナウイルスの影響で、網走市の南4条通りを歩行者天国にした今年の伝統イベントはすべて中止となる。例年、9月に開催している「七福神まつり」を主催する実行委員会メンバーは「先日の会議で中止が決定した。苦渋の決断だった」と残念がっていた。

中心市街地の商店街を通る南4条通りでは毎年、伝統イベント「あばしりオホーツク夏まつり」(例年7月下旬)や網走神社の例祭(毎年8月14~16日。数十軒の露店が並ぶ)、「あばしり七福神まつり」などが開催される。新型コロナの影響で、年内に開催予定だった伝統イベントはすべて中止となった。

先日の会議で中止が決まった「七福神まつり」。実行委によると、会議では感染予防策を講じた上で開催する道を探ったが、「出店者など関係者側の感染予防は徹底できるが、不特定多数の来場者の感染予防には限界がある」などとの意見を踏まえ、断念した。

「七福神まつり」は、全国の名物フードが実演販売されなど「食」を主テーマの一つにしたスタイルが人気。市民扮した七福神が乗り込んだ宝船の運航(写真)やステージイベントなどが催され、秋の網走の一大イベントとして定着している。今年で27回目を迎える予定だった。

実行委メンバーは「中止になるのは初めて。残念だが感染防止の観点からはやむを得ない判断しました」と話していた。

歩行者天国での年内の大規模イベントは中止になったが、南4条通り沿いの空きスペースなどを活用したイベントの開催有無については検討しているケースもあるという。市などの関係者は新型コロナの感染予防を踏まえた上での中心市街地の活性化策に知恵を絞っている。

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From 網走ニュース 20

3割減の事業者 10万円支給

網走市のコロナ対策

相談窓口、24日まで開設

新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少した事業所の支援策として、網走市は対象事業所に一律10万円を支給する。申請に関する臨時相談窓口を今月24日までの延べ6回、市内エコーセンターに開設するが、新型コロナの感染を防ぐために事前予約制としている。

(↓対象の有無のチェック表=市の資料より=)

市は「営業継続支援金」として支給する。農林業や電気、金融業、保険業、不動産業、宿泊・飲食サービス以外の市内事業所が対象で、法人の場合は市内に本社があること、個人については代表者が市内に住んでいることが条件。

今年1~12月の期間中、売り上げが前年同月比で「30%以上減少している月がある」ことを基本に、その減少額が「月単位または年間で10万円以上」と見込まれる事業所を支援する。申請が認められた事業所には一律10万円を支給する。

市がこれまでに独自に実施している「宿泊施設・交通事業者支援金」や「社交飲食店支援金」との重複受給は認めない。ただ、「社交―」については特例がある。

一方、国の「持続化給付金」、道の「休業協力・感染リスク低減支援金」、市の「休業要請協力支援金」とは重複して受給できる。
申請に関する臨時相談窓口は、6月18、19、20、22、23、24日の午前10時~午後4時に開設し、担当職員が申請書類の作成方法などに応じる。同25日以降の相談窓口は、網走商工会議所(0152・43・3031)となる。

営業継続支援金の詳細は、市のHPなどで紹介。問い合わせは市商工労働課(同44・6111)へ。

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From 網走ニュース 19

新庁舎 建設地は旧金市館ビル跡地周辺に

民有地を新たに購入

建設基本構想策案まとまる

網走市の新庁舎建設基本構想案がまとまった。建設地は南4条通りに面する旧金市舘ビル跡地周辺とし、市有地に隣接する民有地を新たに購入する案に決まった。建物は6階建てを想定し、工事費は49億円。構想案をまとめた25人の市民からなる検討委員会は今月23日、水谷洋一市長に答申書を提出する。

基本構想案については、水谷市長の諮問機関である同構想検討委員会(市民25人)が8回の会合で議論を重ねてきた。建設場所については、市の示した金市舘ビル跡地周辺への反対意見があったものの、「最終的に委員会の判断としては、建設場所を同跡地周辺敷地にすることを決定しました」(関係資料より)

建設地への新庁舎の配置について、市有地のみを活用するA案、市有地に隣接する民有地を含めたB案(写真)に絞って検討した。

関係資料によると、「各階の床面積を広く確保できることから、設計に自由度が高まり、さまざまな建設計画の検討が可能になる」「庁舎ゾーンが国道244号に面することから、A案に比べて、庁舎への出入りやバス利用者など市民の利便性が向上する」ことなどからB案に絞り込んだ。

B案の場合、新庁舎は高さ24・5㍍の6階建てを想定。工事費は49億円で、財源は国の「市町村役場機能緊急保全事業」を活用する。同事業は2020年度までに実施設計に着手した事業を対象とする。

網走市の場合、新庁舎の工事費49億円のうち、9割(44億1千万円)を借金(地方債)できることになる。また、同事業では借金の7割を地方交付税として措置されるため、実質的な網走市の負担額は38億円になるという。

市は来年3月までに実施設計に着手できるよう準備を進め、2024年度以降の供用開始をめざしている。

答申書は、同検討委員の正副委員長が市役所の水谷市長に手渡す予定。”庁舎配置B案”を実現するため、市有地に隣接する更地の民有地を「積極的に取得するよう努めていただきたい」と求めるという。

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From 網走ニュース 18

カナダ想い 花植える

北方民博の姉妹都市ガーデン

網走市の道立北方民族博物館前庭にある「姉妹都市カナダ・ポートアルバーニ ガーデン」への苗植え作業が、市民グループにより行われた。

ガーデンには、カナダ国旗に描かれるカエデの葉の形をした花壇と、その周辺にハンギングバスケットを設置。花を通じた姉妹都市交流として10年以上続く取り組み。

今年はハンギングにゼラニウム48株、花壇に約320株のベゴニアを用意。市民グループ「ポートアルバーニ・ファンクラブ」メンバー5人が苗植え作業を担った。

作業は新型コロナウイルス感染を予防するため、休館日や開館前に実施。メンバーはマスクの着用や隣の人との間隔に気を付けながら作業を進めた。

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From 網走ニュース 15

市民の協力に感謝

コロナ禍でのホタテ稚貝放流

作業員不足を乗り切る

新型コロナウイルス禍で作業員不足が懸念されていた、網走市のホタテ稚貝放流作業は、東京農大網走の学生を含む市民らの協力によって無事に終えることができた。網走漁協ほたて養殖部会は、作業に協力してくれた人たちに感謝している。

網走の特産魚種ホタテの稚貝放流作業は例年、5月下旬から6月上旬に行われる。「稚貝の水揚げ」「水揚げした稚貝をかごから取り外す」=写真=作業には総勢1千人ほどが必要で、地元・東農大網走の学生パワーは欠かせなくなっている。

しかし、今年は新型コロナの影響で、同大学生の確保が難しい状況に陥った。コロナの感染拡大に伴い、道外の実家に帰省したまま網走に戻ってこられなくなった学生が多かったためだ。

4月下旬の時点で、稚貝放流のアルバイト作業員は「いつもの半数ほどしか確保できない」(同漁協)状況だった。作業員を確保できなければ、特産魚種のホタテ漁に多大が影響を与えかねなかった。

危機感を抱いた網走漁協は、新聞などにアルバイト作業員の募集広告を出すなどの対策を講じた。まちの危機的状況はネット上でも話題になり、網走のホタテ漁を応援する気運が高まっていった。

正確な人数は把握できないが、今回の放流作業には「1千人まではいかないが稚貝報酬作業に支障をきたさない人数は確保できたということです」(関係者)。

放流作業は、5月29日から6月8日までの9日間にわたり行われた。一連の作業が無地に終了したことを受け、網走漁協の同部は「多くの人の協力に感謝します」とした上で、「もし、作業期間中やその前後に市内で新型コロナの感染者が確認されていたら完全にアウトの状況。感染予防にも努めてくれている網走市民にも感謝しています」と話していた。

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From 網走ニュース 13

「牛乳飲もう!」  網走市が動画配信

水谷市長も出演 「うまいっ!」

新型コロナウイルスの影響で消費が落ち込んでいる道産の牛乳乳製品の支援策として、網走市は水谷洋一市長らが出演したPR動画を作成し、インターネット上で公開している。第2弾の動画も用意しており、市農林課は「網走産の牛乳を使ったソフトクリームなど関連商品のPRにもつながれば」と期待している。

(※画像をクリックすると市のHPを閲覧できます)

網走市が作成した動画は、道などで推進する「SOS!牛乳チャレンジ!」の一環。今月1日に動画共有サイトYouTubeで公開した。

1分30秒の動画には、水谷市長をはじめJAオホーツク網走、同市酪農ヘルパー組合、市職員など約20人が出演。冒頭シーンに登場する水谷市長はコップに入った牛乳を一気に飲んだあとに「うまい!」と声を発し、消費拡大を呼びかけている(写真)。

動画作成は、新型コロナ危機の真っ只中において「網走の1次産業を何らかの形で応援したい、との思いから企画しました」(市農林課)。撮影から編集を市の職員が担い、5月中旬から2週間ほどを費やして完成させた。

網走では約2900頭の乳用牛が飼育され、前年の乳量は1万5755㌧。ほとんどがバターやチーズなどの加工用だが、一部は牛乳やソフトクリーム、ジェラートなどに利用されている。

近日中に公開する動画の第2弾は、市内の観光関係者ら20人ほどが出演しているという。第1弾と同様にYouTubeを通じて視聴してもらう。市のHPからも閲覧できる。

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From 網走ニュース 12

網走出身の日本画家・長谷川氏が死去

浅草雷門など記念切手の原画も手がけ

記念切手の原画なども手がけ、中央画壇で活躍していた網走出身の日本画家・長谷川誠さんが死去した。網走市立美術館によると、5月1日に心不全のため急逝された。69歳だった。長谷川さんと親交のあった男性市民は「死去を機に、網走出身の偉大な画家について改めて多くの市民に知ってもらいたい」と突然の訃報に肩を落としていた。 (大・記者)

(↑自作「旧市立図書館」と長谷川さん=07年4月に撮影=)

長谷川さんは昭和45年に網走南ヶ丘高校卒業後、武蔵野美大に進学。在学中、日本画の中央画壇である創画会の公募展で入選を果たした。以後、東京版ふるさと切手の原画制作を手がけるなど、日本画界の第一線で活躍してきた。

(↓原画を手がけた切手~日本郵政のHPより~)

 郷土への想いは深く、網走をテーマにした作品を数多く残している。帽子岩、白灯台などを描いた作品は、市の文化交流施設エコーセンターなどに展示されている。

網走市立美術館は28点を収蔵。これまでに個展を含め7回の展覧会を開催した。

長谷川さんは市内での展覧会などに合わせては度々、網走を訪れている。帰郷した際は市民と親交を深め、時には酒宴の席で自作を網走に寄贈することを約束するなど、「気さくで優しい人でした」(交流のあった市民)

長谷川さんの葬儀は身内のみで執り行われた。後日、網走美術館には遺族からのコメントが寄せられた。以下の通り。

~遺族より~
「長谷川は網走の地に還り、これからも網走の皆様に作品とともに愛していただけますよう祈っております」

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From 網走ニュース 9

新型コロナで大打撃

網商の景気動向調査

1~3月のDI値    過去10年で最低水準

網走商工会議所が市内企業を対象に実施した、今年1~3月の景気動向調査によるDI値(※)は、過去10年で最も悪いマイナス(▲)48・7ポイントだった。新型コロナウイルスの影響が大きく、業種別で見ると、「卸売業」「サービス業」が著しく悪化した。調査では4~6月の業況予想も尋ね、DI値はわずかに改善すると予想されるが、「新型コロナの影響も続き、依然として予断を許さない状況にある」(網商)。
=※DI値=前年同期と比べ「好転」と回答した割合から、「悪化」と回答した割合を差し引いた値=

「令和元年度 第4四半期(1~3月)景気動向調査」は、市内155社を対象に実施。113社からの回答を得た。

DI値を業種別で見ると、最も悪化したのは「卸売業」の▲64・3だった。次いで、「サービス業」▲63・3、「小売業」▲53・6、「製造業」▲52・9、「建設業」▲17・4となっている。

業況が悪化した要因は、アンケート調査に記された意見書から読み取れる。

「すべてがコロナウイルスの影響です」「新型コロナウイルスの影響が売り上げ減少などに響いている」「コロナウイルスの影響がはっきりと出て来たようです。非常に悪い状態です」(サービス業)。

「新型コロナウイルスの影響がじわじわと我社に来るような気がしており毎日が不安」「新型コロナウイルスによる民間投資の減少」(建設業)―などとの声が寄せられた。

次期(4~6月)の業況判断DI値は、今期(1~3月)に比べ1・8改善するものの、▲46・9と予想。業種別では「サービス業」▲64・5、「卸売業」▲50などとされ、網走経済の厳しさは続きそうだ。

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From 網走ニュース 5

ごみ分別 変更から3年

減量化なかなか進まず

網走市が家庭ごみの排出方法を大幅に変更してから3年が経過した。当初、ごみの分別方法に戸惑う市民が多数いたが、その後の項目別排出量、生ごみのたい肥化などはどうなっているのだろうか。調べてみた。(大・記者)

新たなごみの排出方法は、2017(平成29)年4月から本格導入。市民には「埋立ごみ」「容器包装プラスチック」「生ごみ」「使用済み紙おむつ」の分別排出が義務付けられた。分別項目を従来より細かく分類することで、総体的なごみの減量化を図る狙いだ。

過去3年(17~19年度)の家庭ごみ総排出量(資源物除く)を見てみると、残念ながら減量化は進んでいない。17年度の4988㌧に対し、19年度は4952㌧とほぼ横ばいだった。

ごみの項目別で見てみると、「埋立ごみ」の増加幅が大きい。19年度は2289㌧で、17年度より448㌧増えている。

一方で「生ごみ」は大幅に減少。17年度の排出量は2469㌧に対して、19年度は521㌧減っている。

埋立ごみは増え、生ごみは減る―という〝現象〟をみると、単純比較な考察だが、「生ごみ」が「埋立ごみ」に混在するようになった―とも推測できる。

「生ごみ」のたい肥化に関するデータも興味深い。

家庭などから排出されたごみは、市内明治地区に完成した処分場へ運ばれる。この処分場には生ごみのたい肥化施設があり、市は運営を市内業者に委託している。

生ごみの総排出量(家庭ごみ+事業系ごみ)に対するたい肥化処理量の割合を、年度別で見てみる。

17年度のたい肥化処理量は2507㌧で総排出量の68.3%。18年度は548㌧の16.7%、19年度は1049㌧の32.1%となっており、〝生ごみたい肥化率〟は減少傾向にある。

生ごみの処理は、今後のごみ減量化に向けた課題の一つとして浮上しそうだ。

ちなみに、生ごみたい肥は市内の学校などに配布されている。20年度は市内小中学校や保育園など28施設に分配された。

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From 網走ニュース 2

在来種タンポポを提供

網走の愛好家・佐藤さん

在来種タンポポを育ててみませんか―。網走市の”タンポポ愛好家”佐藤さんは20年ほど前から、自然の状態ではあまり見かけなくなったエゾタンポポなどを自宅敷地で育てている。今年も元気に花を咲かせた。佐藤さんは大切なタンポポの一部を興味のある人にプレゼントし、在来種ファンを増やしたい考えだ。

 野に咲くタンポポの大半は、繁殖力の強い外来種の西洋タンポポなどが大半。こうした状況の中、佐藤さんは在来種タンポポにこだわり大切に育てている。

今、佐藤さんの自宅には、在来種のエゾタンポポやシコタンタンポポなどが花を広げている(写真)。「日が当たると花をばっと広げる。きれいですよ」(佐藤さん)。

佐藤さんはこれまで、多くの人に在来種タンポポに興味を持ってもらうため、採取した種をプレゼントするなどしきた。今年は育てるタンポポの株をおすそ分けする。
「興味のある人は鉢を持参して、わが家に来てれればお分けします」と呼びかけている。

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From 網走ニュース 1

開館後の予防策は?

民間委託のコミセン 対応に困惑

北海道の休業要請の1対象が緩和されたことを受け、網走市は今月25日に市内ほぼすべての関連公共施設の利用を再開した。一方で、多くの市民が幅広い目的で訪れるコミセン・住民センターを管理する市民団体の一部からは「市から示された感染予防策だけでは不安」との声が上がっている。調べてみた。 (大・記者)

市は今月25日以降、政府の緊急事態宣言に合わせて閉館していた市内の関連公共施設の利用を再開。コミセン・住民センターの運営は、市から委託を受けた市民団体が担っており、施設にある会議室や調理室、体育館などは地域住民の様々な活動に利用される。

コミセン・住民センターの再開に伴い、市から運営団体に対しては、来館者に対しての「マスク着用」「手洗い・消毒の徹底」」などを呼びかけるよう指示があった。周知ポスターやチラシ(写真)も配布された。

しかし、運営団体の一部からは「調理室を利用する場合、カラオケで機器を利用する場合、会議での机やいすの設置方法など、あらゆる場面を想定した感染予防策が示されず、とても不安」などとの声が上がっている。

道の休業要請の緩和に関する発表は唐突感が強いものだった。伴い、市は市内のコミセン・住民センターの利用再開について、運営団体などと詳細な協議をする時間はなかったようだ。

こうした状況の中、西コミセンの運営を受託する市民団体「西地区地域活動推進協議会」は利用再開に合わせ、独自に感染予防策の検討に着手。来館者に玄関での検温・名簿への利用者記入を義務付けることなどを想定し、こうした予防策は大手衣料品店やパチンコ店などで導入される”民間の知恵”を参考にしている。
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新型コロナ危機は、市の施設を管理する市民団体や企業と市役所との関係について、ひいては指定管理者制度のあり方をも見直す機会ともなっている。

もしコミセンで感染が確認された際、感染した本人や家族らから施設運営の不備を指摘された場合 責任追及されるのは誰なのか?

施設の利用再開にあたり、市には詳細で具体的な感染防止策を委託団体に示すことが求められている。

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Abashiri news From denshobato