連載「2期目の水谷市長」

From網走ニュース ①

人口減少社会への挑戦

公約集「2014政策宣言」

網走市の水谷洋一市長の2期目任期が、残すところ1年を切った。2期目の実績を、公約集〈2014政策宣言〉、そして人口減少社会に対応するために策定した<総合戦略>を軸に分析する。また、2期目就任後に市長室に設置した〈神棚〉、市議会で指摘された〈答弁の少なさ〉などを踏まえ、網走市長としての資質も検証する。(連載は3部構成です)

水谷市長は平成26年11月9日、無投票で2期目当選を果たした。その約1カ月前、市内で2期目出馬に向けた記者会見を開き、記者には2期目公約集〈2014政策宣言〉(A4判6㌻)が配られた。(画像をクリックすると記者会見動画を見られます

〈政策宣言〉1ページ目には〈基本理念〉が記され、〈ビジョン〉を①健康な市民②健康なまち③健康な経済―とした。「健康」をキーワードにした市政方針は、1期目と変わらない。

1期目の公約と明らかに異なる部分は、政策テーマに「人口減少社会への挑戦」を加えたところだ。

政策テーマ〈人口減少社会への挑戦〉は、〈2014政策宣言〉2ページ目に記されている。〈基本理念〉の次ページに記している点から考察すると、水谷市長の”挑戦する強い思い”が感じ取れる。

〈人口減少社会への挑戦〉は10項目の政策からなる(表参照)。このうち、水谷市長が特に力を入れているのは日体大附属高等支援学校(昨年4月開校)であろう。

その力の入れようは、2期目就任後の公式の場でのあいさつ内容(新年交礼会、市議会、職員への訓示など)でも察することができる。今年の年頭あいさつ(広報誌1月号や新年交礼会)でも、日体大附属高等支援校についてふれている。

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人口減少が進む網走で、新たな学校(日体大附属高等支援学校)が開校することは喜ばしいことだ。ただ、同支援学校の開校が〈人口減少問題への挑戦〉となりうるのか疑問視する声は少なくない。

水谷市長は同支援学校の開校後、新たな人口減少社会対策として、〈日体大との連携による障がい者スポーツの推進〉を打ち出した。

水谷市長はこの政策を2期目最後の1年でどのように昇華させ、将来につなげるのか注目される。

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From網走ニュース ②

~第1部~②

前例少ない公約  「女性職員を半分に」

水谷洋一・網走市長の2期目公約集<2014政策宣言>に盛り込まれた公約の中に、網走市政において前例のない「女性職員の割合を50%」がある。女性の活躍の場を広げる―との考えは時代にマッチしている。市職員の男女構成比や前例のない公約の課題などを探った。(大・記者)

平成26年10月17日、市内エコーセンターの一室。水谷市長は2選目の出馬会見で「市職員の割合を2040年には50%程度を目指し…」との公約を発表した。

席上、M新聞社の記者は、現時点(会見時)の職員の男女比率を質問。水谷市長はこの質問に即答できなかったため、本紙記者は翌朝、2期目任期中(26年12月~30年11月30日)の男女比率目標値などを取材。担当職員から「2018年4月 27%を目指す」との資料を受け取った。

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本紙は水谷市長2期目就任後から毎年、新人職員の採用数と男女比率に関する取材を続けている。

29年4月1日現在の市職員の女性割合は26・4%。2期目公約を発表した26年10月時点(24%)より2・4ポイント増えている。公約である<30年4月 27%>が近づいている。

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<女性職員50%>は”特別採用枠”を設けないと達成しにくい公約だ。

市職員採用の一次試験では基礎能力試験(筆記試験)が重要で、試験問題は受験者の性別に関係なく同じ内容である。つまりテストの点数が悪ければ、女性と言えども2次試験に進むのは難しいのだ。

ただ、水谷市長は23年10月の一次試験から試験科目に<個別面接>を加えている。

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<女性職員50%>の課題の一つに、産休・育休がある。

女性が子どもを産み、育てるための長期休暇制度は大切だ。ただ、網走市は第4次行革推進計画で職員数を増やさないとしている。

前例のない公約<女性職員50%>。水谷市長は今後、どのような手法で公約を達成するのか注目される。

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From網走ニュース ③

~第1部~完

「網走マラソン」2大会連続の定員割れ

経済効果は1億円以上(試算)

水谷洋一・網走市長の2期目公約集<2014政策宣言>に盛り込まれる<オホーツク網走マラソン>。公約通り、平成27年9月に第1回大会が開催された。市は経済効果額を1億円以上と試算する。ただ、第2回大会からフルマラソンの部は定員割れが続いており、水谷市長は日本陸連の公認コースに”格上げ”し、参加者アップにつなげる考えを示している。       (大・記者)

水谷市長はフルマラソン大会の開催を1期目公約から盛り込んでいる。実現まで6年を費やした”肝いり”の政策である。

開催目的は「スポーツを切り口とした観光施策として~中略~交流人口の増加を図る」(<2014政策宣言>より)だ。つまり、<網走マラソン>は観光振興策として位置付けている。

水谷市長は平成23年4月、市役所に<観光部>を創設。<観光部>は網走市政初とされ、創設の背景には<網走マラソン>もあるとされる。ただ、<観光部>は29年4月に姿を消し、<観光商工部>となった。

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<網走マラソン>フルマラソンの部の出場者数を見ている。

第1回大会は2274人(定員2千人)、2回1867人(同2600人)、3回1973人(同)。第2回大会から定員割れが続くものの、”2千人規模”のスポーツイベントは、今の網走に存在しない。

観光振興を目的にしているため、大会の開催に伴う経済効果額は極めて重要なデータとなる。

市観光部(当時)は、第1回大会の経済効果額を1億5千万円、2回大会は1億3800万円と弾き出した。大会運営費は約3千万円とされており、単純計算だが<網走マラソン>の費用対効果は絶大だ。

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水谷市長はフルマラソン参加者を増やすため、<網走マラソン>コースを日本陸連の公認コースにしたい考えだ。ただ、水谷市長の指示を受けた担当部署による調整は難航していると聞く。関係者は「(公認コースにするには)網走市長と

して相当な覚悟が必要になると思う」と取材に応じてくれた。

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From網走ニュース ④

~第2部~①「総合戦略」

人口減少社会に挑戦 管内で最も早く策定

水谷洋一・網走市長の2期目主要政策テーマは「人口社会への挑戦」だ。このテーマを具体化・実現するため平成27年10月に策定した施策集が<網走市まち・ひと・しごと創生 総合戦略>=総合戦略=だ。戦略策定から2年以上が経過。水谷市長は国の関連予算を巧みに活用しながら、人口減少社会に挑戦するための戦略を進めている。(大・記者)

<総合戦略>は<2014政策宣言>と同様に、水谷市長の公約集である。なぜなら、水谷市長は<人口減少社会への挑戦>を主政策に掲げているためだ。実際、水谷市長は管内で最も早く地方版<総合戦略>を策定しており、水谷市長の当時の意気込みを表していた。

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<総合戦略>は、当時の安倍政権による<地方創生>を受けて策定。当時の政府は総合戦略に盛り込まれた各種施策の中から対象事業を認定した上で交付金を配分し、自治体による人口減少対策を促していた。

水谷市長は28年度予算案発表の記者会見(28年2月16日)で、市の事業7本に地方創生交付金が配分されることを公表。「7本というのはほかの自治体と比べても多いほうだと思います」と胸を張った。

衆議院議員秘書、網走市議時代に培った中央とのパイプを活用し、国の財源をまちづくりに反映させる―。こうした水谷市長の手法を高く評価する市民は少なくない。

当時の網走市議を対象に27年4月に実施した本紙のアンケート調査でも、(13人中)7人が、水谷市長のこうした手法を「評価する」としている。

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網走市の28年度予算に盛り込まれた”地方創生交付金事業”の7本。このうちの一つに大空町と連携した<地域連携長いも高付加価値化推進事業=予算2160万円>がある。

「大空町及び東京農大と連携し、長イモの高付加価値化を図る機能性分析などの支援」(資料より)を目的とするが、その結果はまだ公表されていない。

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From網走ニュース ⑤

第2部~完

「総合戦略」達成度は?

網走市の水谷洋一市長は人口減少社会に挑戦するため、管内で最も早い時期に<総合戦略>を策定した(戦略期間27年10月~31年度)。<総合戦略>の各施策には、実現するための重要評価指数<KPI>を設定。水谷市長は、自ら示した<KPI>を達成することで、「人口減少のインパクトを緩和したい」との考え示している。

網走市の<総合戦略>を記した冊子は35㌻からなる(A4版)。28~32㌻には、戦略に盛り込んだすべての施策が記され、それぞれの<KPI>が示されている。例えば、「観光客の宿泊数」の<KPI>は「(31年度まで)年間50万9千人」となっている。

水谷市長は戦略に盛り込んだ各種施策の中で、特にKPIを達成するためのポイントとなる43項目の施策を絞り込んでいる。この43項目は、水谷市政2期目の”超重点施策”とも言える。
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<総合戦略>で示したKPIは、戦略期間の31年度までに達成すればいい。ただし”超重要施策”の一つ<バイオマス発電の誘致>はすでに実現している。
今年、市内の能取工業団地に木質バイオマス発電所が誕生する。「出力2千㌔㍗で、燃料には網走港で水揚げされる輸入ヤシ殻のほか管内の間伐材も利用され、このことは管内の山林再生にも寄与するものと考えています」(水谷市長の年頭あいさつ文より)。
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<バイオマス発電施設の誘致>以外の”超重点施策”のKPI達成は厳しい状況だ。

昨秋、市が市議会に報告した資料によると、”超重点施策”のほとんどがKPIを達成できていない(学校教育は除く)。中には、戦略策定後の実績が右肩下がりとなっている施策もある。

右肩下がりの”超重要施策”の中で特に目立つのが<長イモの海外輸出量>だ。戦略基準年の26年度輸出量は「500㌧」だが、27年「300㌧」、28年は「248・8㌧」と減少を続けている。

長イモ輸出に向け、水谷市長はアメリカ、カナダ、タイへ出向きプロショーンしているものの苦戦している。2期目最後となる今年、水谷市長が再び海外でトップセールスをするのか注目される。

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From網走ニュース ⑥

~第3部~1回目

「大場市政の継承」本当か?

網走市の水谷洋一市長は初めての市長選(平成22年11月7日)の際、前市長の市政を継承する姿勢を示し、初当選を果たした。一方で、前市長が残した政策を中止、停滞するケースが目立つ。2期目の特徴には”答弁の少なさ”もある。=4回連載=

(↑平賀市議の質問に答弁する水谷市長=市のHPより=)

■リセット=「名市長だと思います」。水谷市長は初当選を決めた翌朝の本紙インタビューで、前市長を高く評価した。選挙中、後援会幹部は前市長に応援演説を依頼。困難と思われたが、前市長を選挙カーに乗せることを実現させた。自身は”後継である”と印象づけた出来事だった。

ただ、水谷市長は初当選から2期3年目を終えるまでの間、前市長時代に策定した〈観光振興計画〉=計画期間17~26年度=と〈大曲湖畔園地整備実施計画〉=同23~32年度=を中止にした。

観光振興計画については、新たな〈観光振興計画2014〉を策定。選挙により首長が変わり、前首長時代の計画などを止めるというケースは多々ある。ただ、”後継者”が中止するという例はあまり聞かない。

水谷市長が初就任後、水谷市長に最も近いとされるベテラン市議は本紙記者に対し「前市長時代のことはリセットだと水谷市長には伝えている」と教えてくれた。

■説明責任=昨年12月の市議会定例会一般質問で平賀貴幸市議は、前市長と比較した上で答弁の少なさを指摘。市長による説明責任の重要さについて問題提議した形だ。

平賀市議の質問を軸に本紙は取材を進め、連載記事を掲載。市町内会連合会の役員などに取材を重ねると、年1回開催している住民懇談会や区長会議でも水谷市長の答弁は極めて少ない実態が浮かび上がった。

昨年12月、平賀市議の一般質問に対し、水谷市長は「リーダーシップなるものは常に360度を見渡し、方向感を定め、そしてその方向に人事や組織を整え、そこに向かうため現場に権限を委譲し、任用し、最終的に判を押す~中略~信頼される、組織運営に心がけてまいります」と答弁した。

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From網走ニュース ⑦

第3部~② <市長室と神棚>

水谷市長、「宗教的意義はない」

網走市役所2階にある市長室の一室に神棚が設置されている。オホーツク管内の市町村で、首長室に神棚があるのは網走市だけ。他市町村は政教分離の観点からも設置しないのだ。水谷市長によると、2期目就任に合わせて設置。<市長室と神棚>の取材からは、水谷市長の自治体リーダーとしての”資質”が見えてくる。   (大・記者)

▼写真=網走市長室と神棚=

■閉ざされた扉=網走市役所の市長室は2室ある。水谷市長は奥の部屋を執務室としているようで、市民らの表敬訪問などの際は別な手前にある部屋で応対する。

執務室のドアは基本的に閉められており、市役所の廊下などからは見えない。前市長は基本的に2部屋ともドアは開けたままで、廊下から市長室の内部はほぼ丸見えの状態だった。

なかなか開くことのない執務室のドア。本紙は2年前、執務室の内部を読者に紹介するため、市役所に取材を申し込んだが、許可を得るまで1週間ほどを費やした。前市長時代では考えられなかったことだ。

■NGサイン=入室の許可を得た本紙記者は執務室で撮影を開始(28年4月22日)。この時、市長室に設置された神棚を見つけカメラを向けると、そばにいた職員は頭の上で両手を交差させて「×」の仕草をした。

執務室を撮影後、本紙は<市長室と神棚> について取材を始めた。

~管内の首長室「すべてなし」~

■本当ですか?=本紙は昨年8月、管内すべての12 市町村に<首長室に神棚はあるか>と電話取材した。12市町村すべてから「首長室に神棚は設置されていない」との回答を得た(同8月25日時点)。本紙記者は取材中、2つの自治体職員から「首長室に神棚があるまちは本当にあるのですか?」と逆質問された。

管内のA首長。何度とわたる本紙の取材依頼に、匿名を条件に応じてくれた。

首長室に神棚を設置しない理由について、A首長は「そのまちにとって首長室は公共施設の最たるもの。歴代の首長はそのことを当然のごとく知っており、私も理解している。ゆえに、わがまちの首長室には神棚がないのです」。

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From網走ニュース ⑧

第3部~③<市長室と神棚>

鳥取県庁、神棚設置を自粛

水谷洋一・網走市長は2期目就任に合わせ、市役所の市長室に神棚を設置した。本紙の書面取材に対して、市長室の神棚は政教分離の観点からも問題ないとの考えだ。ただ、鳥取県庁のような<公共施設と神棚>の判例を踏まえた上で、県庁舎などへの設置を自粛する姿勢を明確にしているケースもある。   (大・記者)

(▼水谷市長からの回答書)

<市長室と神棚>についての書面取材に対する水谷市長からの回答は、昨年12月29日に本紙に寄せられた。

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▼本紙の質問「政教分離という観点からも問題はないか」

▼水谷市長の回答「宗教的意義をもち、宗教に対する援助、助長、促進または圧迫、干渉になるような行為ではない」

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おそらく、水谷市長は憲法で保障する宗教活動に関する文言を利用して回答したと思われる。つまり、網走市長室に設置した神棚は憲法的にも問題はない―という考えだ。

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ただ、前回の記事でも紹介したように、網走市を除くオホーツク管内すべての市町村の首長室に神棚はない。

鳥取県も県庁舎などへの神棚設置は自粛している。”自粛”を明確にしたのは平成15年で、片山善博元知事の時代だ。片山氏は元自治省官僚で、自治についての専門家でもある。

鳥取県は現在も”自粛姿勢”を続けている。それは、<公共施設と神棚>についての判例、そして憲法を踏まえての考えである。

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鳥取県庁の考えを分かりやすく説明する文書がある。平成15年の県民への回答書で、主な内容は次の通りだ。

「県庁舎内に奉ってあった神棚について『県民の声』をいただいたことを契機に、県民の方に不快感を与える可能性があるなどの理由から、総合的に判断し県庁舎等の施設においては(神棚設置を)自粛するよう周知したところです」

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From網走ニュース ⑨

第3部~<市長室の神棚>

市議の反応は?

水谷市長の回答掲載

水谷洋一・網走市長は、本紙の書面取材に対して、市長室に神棚を設置した理由について「日々の感謝と安寧を願い~中略~置かせていただいております」と回答してくれた。網走市議に取材すると、「市長の立場として好ましくない」などとの答えが返ってきた。

(▼写真=市長室の神棚▼)

本紙の書面取材に対する、水谷市長の回答は次の通りだ(全文)。質問の主軸は「市長室に神棚設置は問題ないか?」である。

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水谷市長の回答=「日々の感謝と安寧を願い、以前から所有していた私物のお社を置かせていただいております。このことが、宗教的意義をもち、宗教に対する援助、助長、促進または圧迫、干渉になるような行為ではないと考えております。

当初はお札のみを置かせていただきましたが、2期目よりお社に札をおさめさせていただきました」

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この回答のポイントは次のようになる。

①神棚(お社)は私費で購入

②感謝と安寧を願うために設置

③政教分離の観点からも問題はない

④2期目就任時(平成26年12月)に設置

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網走市議に<市長室の神棚〉について見解を聞いた。

A市議「大きな問題ではないと思うが、信仰の自由が保障されているわが国で、市長という立場で市長室に神棚を設置するのは好ましくない」

B市議「神棚を受け入れにくい市民もいる中で、公共スペースである市長室で一つの宗教をPRするのは問題。どうしても設置したければ、事前に設置理由を示し、市民の理解を得るべき」

C市議「問題。市役所内にある我々の議員控室に神棚を置いたとしたら大問題になるはず」

D市議「極めて問題。自宅に設置するのは問題ないが、市長室は公共スペース。信仰の自由に反すると考える」

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